条例検討と法の解釈。研修④(5/9)
「新人議員のための地方自治の基本」研修を受講しました。
5/8(水)~5/10(金)の3日間コース。
その受講報告を書いていきます。
2日目④
地方議員と政策 ~条例検討を中心に~
講師は、新潟大学経済学部の宍戸先生。
講義を70分程度、演習を90程度、その後発表と質問タイムというスケジュールでした。
講義では、「法とは」からはじまり、法の原則や解釈などを教えていただきました。法の原則で特に興味深かったのが、「雀を撃つのに大砲を使ってはならない」ということわざを紹介し、目的レベルにあった手段レベルをとるべきという比例原則の考えを教わりました。
また、法の解釈では、例題で「車や馬は通行禁止という橋を牛が通行できるのか?」について、車や馬が禁止なら馬も禁止という類推解釈と、禁止でも牛は禁止されないという反対解釈があり、どのように解釈すべきかは、目的が何かを考える。ということを学びました。
そのような講義を終えて、演習へ
演習では、5~6名を1班になり1つの条例を基に、その目的や必要性、有効性を班毎に検証しました。班の中でや、また発表でも班によって、それぞれの解釈の違いを実感できて面白かったです。
