自治体財政のポイント。研修③(5/9)

「新人議員のための地方自治の基本」研修を受講しました。

5/8(水)~5/10(金)の3日間コース。

 

その受講報告を書いていきます。

 

2日目③

地方議会と自治体財政

 

講師は、静岡県立大学経営情報学部の小西先生。

 

講義は、予算と決算の仕組みや地方交付税制度など、自治体財政の仕組みやポイントを基礎から学ぶという内容でした。

 

地方議会の権限には「予算の決定」と「決算の認定」があり、全国的に予算や決算を審査するだけの委員会を設ける自治体が増加傾向だとのこと。

 

猪名川町の場合は、総務建設や生活文教のそれぞれの委員会で関係する予算と決算を審査しています。私としては、財政を全体的に審査した方が良いため、予算決算の委員会がある方が良いと思います。

 

市場と財政との違い。市場=対価有償で個々の人々が求めるものを満たす目的で、財政は対価無償で人々が集団的にもとめるものを満たす目的。

 

以上のような基本を学んだあと、「財政状況指数」を基に分析方法を学びました。

1月に受講した研修でも財政状況指数の勉強しました。やはりこのツールはとてもいいようです。現在、様々な指標などの情報が溢れていて、小西先生がその中で1つ選ぶとしたら財政状況指数だと仰っていました。

都道府県、各市町村のデータを見ることが出来ます。ネットで財政状況指数と検索したら、直ぐに出てきます。

 

講義の最後は、事前アンケートの回答と質問時間があり、具体的な悩みや疑問に対して、スッキリするような回答をしていただきました。

 

午前の講義から内容たっぷりで既に頭がパンパン。午後も持ちこたえれるか不安になりつつ、昼食をたらふく食べて活力を養いました。

 

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