第433回議会 一般質問 未来を見据えて(学校再編、本庁舎)

今回の9月議会の一般質問は、

【「今」ではなく、「その先」を考える】

と、視点で学校再編と役場本庁舎について質問しました。

 

テーマは、

・学校再編に伴う持続可能な地域づくりは

・役場庁舎の建物は

の2項目です。

 

一見すると別々のテーマに見えますが、私が今回の質問で共通して考えたのは、

「今どうするか」だけではなく「これから猪名川町をどんなまちにしていくのか」

という少し先の将来を見据えてのことです。

 

・学校再編に伴う持続可能な地域づくりは

学校は、子どもたちが学ぶ場所です。

その一方で、地域の方が学校行事に関わったり、地域活動の拠点になったり、災害時には避難所になったり。学校は、地域コミュニティにとっても大切な場所です。

 

現在、猪名川町では「学校園あり方検討委員会」が進められています。

今後、学校の再編が進めば、学校の数が減ることも考えられます。

 

そこで今回、私は、

「学校がなくなった後、その地域を町としてどうしていくのか」

という視点で質問しました。

 

過去の学校再編では、阿古谷小学校は、検討開始から約4年かかり平成25年4月に松尾台小学校へ統合。また、中谷中学校・六瀬中学校の再編では、検討開始から約6年を要して令和4年4月に西陵中学校が開校されています。

 

現在進行中の「学校園あり方検討委員会」についても、今後、答申を受け、基本方針の改定、再編計画の策定、住民説明会やパブリックコメントなどを経て進めていくとのことです。

 

前回の中学校再編を一つの目安とすれば、検討開始から実際の再編までには、長い時間が必要になる可能性があります。

だからこそ、学校の再編を考えることと同時に、その後の地域の姿も考えておく必要があると私は考えています。

 

学校がなくなれば、地域活動や人の流れ、防災、コミュニティなどに影響が出る可能性があります。

町からも、学校は「地域コミュニティの核」であり、防災拠点として重要な役割を担っているとの答弁がありました。

 

そして、学校跡地の活用によって、「新たな交流人口や経済的な活性化につなげる可能性もある」との考えも示されました。

実際、過去に閉校した学校については、閉校後に市場性や実現可能性などを調査し、事業者公募を行った結果、高等専修学校や私立小学校として活用されています。

 

つまり、学校がなくなることを「地域の終わり」と考えるのではなく、「その場所をこれからどう生かすのか」を考えることが大切だと思います。

そのためには「跡地をどう使うか」だけではなく、「私たちは、どんな地域にしたいのか」という町としてのビジョンが必要です。

 

 

・役場庁舎の建物は

現在の本庁舎は昭和54年に建設され、まもなく50年が経過します。

町からも、建物本体や設備の老朽化が進んでいること、また昭和56年の建築基準法改正による新耐震基準には適合していないことが答弁で示されましたが、これまで空調設備やトイレ、屋上防水、照明などの改修を行い、長寿命化を図っているとのことです。

 

ただ、「あと何年、この庁舎を使うのか」については、現時点では具体的な年数を示すことは難しいとの答弁でした。

 

そして、

耐震診断について今回、

答弁を聞いていて、

私自身も驚いたことがありました。

 

過去に耐震診断を実施しているとのことでしたので、

「いつ頃実施したものなのか」と確認しました。

 

その答えは、

「「平成9年度」」

でした。

 

つまり、かなり以前に実施された耐震診断の結果をもとに、現在も建物を使用しているということになります。

もちろん、町はその間もメンテナンスを行い、建物の健全性の維持に努めています。

ただ、建物も時間とともに変化します。

これは、早急に建物の状態を把握する必要があります。

 

そして今回、私から一つ提案したのが、

学校再編によって生じる可能性のある学校跡地を、将来の庁舎として活用することも選択肢の一つとして考えてはどうか

ということです。

 

もちろん、現時点では学校再編の方向性も決まっていません。

そのため町からは、学校跡地を庁舎として活用することを前提に検討するのは「時期尚早」との答弁でした。

 

しかし、私は、ここが大切だと思っています。

学校の問題は学校だけ。

庁舎の問題は庁舎だけ。

公共施設の問題は公共施設だけ。

と、それぞれを別々に考えてしまうと、将来のまちづくりの可能性を狭めます。

 

「どんな猪名川町にしたいのか」

学校再編も、庁舎の問題も、数年後に突然考え始めるのではなく、

「その先に、どんな猪名川町をつくっていくのか」

を考えながら進めていく必要があります。

 

人口減少や少子化が進む中で、公共施設のあり方も変わっていきます。

だからこそ、

「学校がなくなったらどうする?」

「庁舎が使えなくなったらどうする?」

という「対処」だけではなく、

「これから、どんなまちにしていきたいのか」

を先に考える。

 

そのうえで、学校、庁舎、公共施設、地域交通、地域コミュニティなどを一体的に考えていくことが大切だと思っています。

 

今回の一般質問は、「今年どうするか」という話ではなく、

「この先、猪名川町をどうしていくのか」

に焦点を当てました。

 

町としてもしっかりと将来の姿を描きながら、住民の皆さんと一緒に考えていただきたいと思います。

第433回定例会 一般質問(学校再編と地域づくり・本庁舎の建物)

9月16日(水)と9月17日(木)に一般質問を行います。

 

私の一般質問は、9月16日(水)の4番目ですので、おそらく昼を過ぎてからの登壇になると思います。

 

今回は、2つのテーマについて質問します。

① 学校再編に伴う持続可能な地域づくりは

現在、「学校園あり方検討委員会」が進められています。

学校は、子どもたちが学ぶ場所であるだけでなく、地域活動の拠点であり、災害時の避難所でもあります。

学校の再編が進められるのであれば、学校そのもののあり方だけでなく、学校がなくなった後の地域をどうしていくのかも、同時に考えていく必要があるのではないでしょうか。

過去の学校閉校の経緯や、今後の再編スケジュール、地域への影響、そして再編後の地域づくりについて、町の考えを伺います。

 

② 役場庁舎の建物は

もう一つは、本庁舎についてです。

耐震性や老朽化などの課題がある中で、災害時に防災拠点として十分に機能できるのか。

また、今後の庁舎について、改修・建て替え・移転など、どのような選択肢を考えているのかを伺います。

そして、一つの提案として、将来、学校再編によって使われなくなる学校施設を庁舎として活用する可能性についても質問します。

「学校をどうするか」と「役場庁舎をどうするか」。

別々の問題として考えるのではなく、町全体の公共施設の再編として考えることも必要ではないかと思っています。

 

【第433回議会定例会】が始まります。

第433回定例会に向けた議会運営委員会が開かれました。

 

委員会では、9月議会に提出される議案や議会日程などについて確認を行いました。

 

議案は全部で14件

その内訳は、

決算認定 7件

人事案件 2件

補正予算 2件

条例改正 1件

報告 2件

です。

 

それぞれの議案は、以下の通り

【決算認定】

・令和7年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について

・令和7年度猪名川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

・令和7年度猪名川町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

・令和7年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について

・令和7年度猪名川町奨学金特別会計歳入歳出決算の認定について

・令和7年度猪名川町水道事業会計決算の認定について

・令和7年度猪名川町下水道事業会計決算の認定について

→以上、7議案の決算を審査

 

【人事案件】

・人権擁護委員候補者の推薦について

→柳香代子さんが任期満了となり、新たに北上玲子さんを推薦するための意見を求める件


・人事案件教育委員会委員の選任について

→上神善太郎さんが任期満了となるため、再任の同意を求める

 

【補正予算】

・令和8年度猪名川町一般会計補正予算(第4号)

→エネルギー・食料品価格の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の支援「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を使い道や文化体育館の音響設備にかかる費用など、約4,000万円の補正をする案

 

・令和8年度猪名川町水道事業会計補正予算(第1号)

→単年度で完了しない事業に対して、その支出を約束する債務負担行為について。今回は屏風岩の橋と川西市との広域連携の水道基幹施設の2つの事業。


【条例改正】

・猪名川町「財政事情」の作成及び公表に関する条例の一部改正について

→財政事情の公表が年度の上半期と下半期の2回なのを上半期の1回にする案


【報告】

・令和7年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について


・令和7年度教育委員会点検・評価の報告について

→教育委員会の活動や基本計画の執行状況、外部評価など。

 

 

【会期】

令和8年9月9日(水)~9月25日(金)[17日間]

 

【会議】

第1日:9月9日(水)議案審議

第2日:9月16日(水)一般質問

第3日:9月17日(木)一般質問

第4日:9月25日(金)議案審議等

 

【委員会】

9月9日(水) 本会議終了後 議会広報特別委員会

9月10日(木)午前10時より 総務建設常任委員会

9月11日(金)午前10時より 生活文教常任委員会(付託)

9月25日(金)定例会終了後 議会運営委員会

 

尚、一般質問については、今回13人の議員が行います。

【一般質問順】

①日本維新の会⇒②フォレスト⇒③いながわ未来⇒     ④ふるさといながわ⇒⑤公明党⇒⑥希望の会⇒ ⑦清流会

です。

 

 

提出された議案については、町民の皆さんの暮らしや、これからの猪名川町にどのような影響があるのかという視点を大切にしながら、一つひとつ丁寧に議論していきたいと思います。

また、議会は「議案を審議する場」だけではありません。

町の現状や課題について執行部と議論し、必要な政策を提案していくことも、議会の大切な役割です。

今回の議会でも、しっかりと議論していきます。

ぜひ、猪名川町議会に関心を持っていただければと思います。

議会基本条例の案を作りました

現在、議会では、「議会基本条例」の制定に向けて、協議会を立ち上げ、議員全員で協議を進めています。

 

議会基本条例とは、簡単に言えば、「議会はどうあるべきか」「議員はどのように活動するのか」といった、議会運営の基本的な考え方やルールを定めるものです。

 

進め方としては、できるだけ議員全員の合意を目指しながら、一つひとつ議論を重ねています。

 

協議会では、丁寧に議論が進められていますが、まだ具体的な条文の形が見えていないことから、

会派「ふるさといながわ」として、まずは私たちの考えを形にしてみようと、議会基本条例の案を作ってみました。

 

もちろん、それぞれの議員に、それぞれの考えがありますので、私たちが作った案をそのまま条例にするわけではありません。

 

「反問権」について

先日の協議会では、「反問権」について議論しました。

 

反問権とは、議会の会議において、町長や職員が、議員からの質問や質疑に対して、その趣旨、内容、背景、根拠、考えなどを確認することができる仕組みです。

 

私は、反問権は議員と議会の質を高めるためにも必要だと考えています。

例えば、議員が何を問題としているのか、何を求めているのか。

そこが執行部に正確に伝わらなければ、質問と答弁がかみ合わないことがあります。

また、質問する側の議員自身も、「なぜこの質問をするのか」「何を実現したいのか」を、より明確にする必要があります。

そうしたやり取りができることは、議員自身の質問力を高めるだけでなく、議論そのものの質を高め、結果として町民にとっても分かりやすい議会につながるのではないかと思っています。

 

しかし、今回の協議では、反問権に否定的な意見が多く、最終的には、現段階では条例に反問権そのものを明文化しない方向となりました。

 

正直なところ、私は少し不満です(笑)。

「そこは入れたかったなぁ」というのが、率直な気持ちです。

 

ただ、議会基本条例は、議員全員が合意してつくることも大切です。

自分たちの考えを押し通して条例をつくるのではなく、さまざまな意見を出し合い、合意できるところを積み上げていく。

 

反問権は明文化しない方向ですが、今回の協議の中では、議員の質問の趣旨や意図を確認することができるという趣旨の文言は、条例に盛り込むことになりました。

私はこれも一つの前進だと思っています。

 

まずは条例をつくり、それを実際の議会運営の中で活用していく。

そして、その運用を積み重ねる中で、

「やっぱり、反問権があった方が議論の質が高まるよね」

と、議会全体で考えられるようになればいい。

 

議会基本条例は、つくって終わりではありません。

時代や町の状況、そして議会のあり方に合わせて、必要に応じて見直し、育てていくものだと思っています。

今回の条例制定をゴールにするのではなく、ここから猪名川町議会がどう変わっていくのか。

そして、町民の皆さんにとって、より身近で、より分かりやすく、より信頼される議会にしていけるのか。

そのことを大切にしながら、これからも活動を続けていきます。

〈視察〉より便利な公共交通を目指して

【北九州市・第一交通産業株式会社を視察】

「公共交通をもっと便利にできないだろうか。」

そんな思いを持って、北九州市の第一交通産業株式会社を視察させていただきました。

公共交通は、通勤や通学だけではなく、高齢者の通院や買い物、子どもの送り迎えなど、暮らしを支える大切なインフラです。

今回の視察では、実際に取り組んでいる現場へ行き、猪名川町でも活かせるヒントをたくさん学ぶことができました。

 

【地域と一緒につくる「おでかけ交通」】

最初は、枝光地区で運行されている「おでかけ交通」です。

実際に乗車しながら、運営方法や地域との関わりについて説明を受けました。

印象に残ったことは、地域住民との信頼関係を大切にしながら運営されている点です。

利用者の声を丁寧に聞き、「地域に必要な交通」を一緒につくっていました。

便利な仕組みだけでは続きません。

地域とのコミュニケーションがあってこそ、長く利用される交通になることを実感しました。

乗り降りしやすく、目的地まで柔軟に対応できるため、足腰が不自由な方や高齢者にとって、とても心強い交通手段になると思います。

 

【次世代型タクシー営業所で見えた未来】

続いて、次世代型タクシー営業所を見学しました。

最新設備を見るだけでなく、その導入効果についても詳しく説明していただきました。

説明では、タクシーにはEVが適しているということでした。また、ガソリンスタンドなどが近隣でない地域には特に有効だということです。

それは、LPガススタンドがない猪名川町にとっても当てはまることだと思います。

これからはEV車両が当たり前になっていく未来も感じることができました。

とはいえ、まだ導入し始めたところだということで、車両を一気にEVに切り替えるのではなく、バランスを考えて改革を進めていました。

 

【リモート管理センターが支える安心】

運行状況を遠隔で管理するセンターも見学しました。

これまでは、点呼は対面でする必要がありましたが、制度が変わり遠隔でも可能になったことで、実現した取り組みです。

人件費の削減やこれまで対応できなかった時間帯をカバーするといった、素晴らしいシステムでしたが、「どこでもすぐに導入できるものではない」ということ。

なぜなら、システムとしては導入は可能だが、地域ごとに特性が異なるため、最適な運用方法も異なる。それを理解して運用することが大切だと考えているからだということです。

制度が変わることで、運営の仕組みそのものが大きく変わることも改めて実感しました。

猪名川町でも夜間の移動に困るという声もあります。

すぐに実現することは難しいですが、夜間交通のあり方についても、今後研究していきたいと考えています。

 

【No.1タクシーネットワーク】

最後に、「No.1タクシーネットワーク」の説明を受けました。

地域のタクシー会社がネットワークを組み、それぞれの強みを活かしてサービスを提供する仕組みです。

利用者の利便性向上だけでなく、事業者の経営基盤の強化にもつながる仕組みだと感じました。

地域交通を維持していくためには、事業者同士が競い合うだけでなく、必要に応じて連携するという発想も、これからますます重要になると感じました。

猪名川町のタクシー事業者にとっても、大きな可能性がある取り組みではないでしょうか。

 


【地域に寄り添う経営が印象的だった】

今回の視察で最も印象に残ったのは、「大きく変える」のではなく、「地域や時代に合わせて少しずつ変えていく」という姿勢でした。

派手な改革ではありません。

しかし、利用者や地域に寄り添いながら積み重ねる改革こそ、長く地域交通を支える力になるのだと感じました。

また、おでかけ交通のようなコミュニティ交通は、行政による補助金があって初めて維持できることも改めて実感しました。

公共交通は利益だけでは測れません。

町民の皆さんの「移動する権利」を守るために必要な社会基盤であることを、改めて考えさせられる視察となりました。

 


一歩ずつ前へ

公共交通は、一足飛びには変えられません。

だからこそ、先進事例を学び、町に合った形で少しずつ改善を重ねていくことが大切です。

今回学んだことを猪名川町の公共交通の充実につなげられるよう、町民の皆さんの声を大切にしながら、行政や交通事業者とともに取り組んでまいります。

「移動できる安心」が、いつまでも続く町を目指して。

第431回 一般質問「公共交通」「役場職員」

今回の【一般質問】は、大きく2つのテーマ「持続可能な公共交通」「選ばれる役場づくり」について質問しました。

 

「持続可能な公共交通」では、より利便性の高い公共交通を目指して。

公共交通は、通院や買い物、通学、仕事など、住民の暮らしを支える大切なインフラです。

最近、「バスの本数が減って不便になった」「免許返納後の移動が心配」という声がある。

そこで町に対し、

・公共交通への補助金や利用者数の推移

・公共交通空白地域の考え方

・路線バスを中心とした交通体系の考え方

・公共交通の利用促進策

について質問しました。

 

町からは、

・阪急バスは利用者が減少する一方で町の負担は増加している、ふれあいバスは利用者が増加している、チョイソコいながわは概ね横ばいで推移している

・現在は路線バス・ふれあいバス・チョイソコ・タクシーを組み合わせることで、町全体として交通空白地は発生していないとの認識

私は、地図上では交通網が整っていても、
「2時間に1本しかバスがない」「乗り継ぎが多く利用しにくい」といった時間的な不便さも重要な課題ではないかと指摘しました。

さらに、公共交通は行政だけで維持するものではなく、住民・交通事業者・行政が一緒になって考え、利用しながら支えていくことが大切であることをお伝えしました。

 

職員の退職・採用・人材確保について

「近年、全国的に自治体職員の確保が難しくなっている。」「住民より退職が多く感じて不安との声がある」

そこで、町に対し、

・職員の退職・採用状況
・人員配置の現状
・今後の採用戦略

について質問しました。

 

町からは、

・若手・中堅職員の退職が増加傾向にあること
・人員配置は理想どおりとは言えない状況であること
・DXや生成AIの活用などで業務改善を進めること
・SPI試験の導入や採用年齢の見直しなどにより受験しやすい環境づくりを進めていること

などが示されました。

特に事務職では70名を超える応募があった一方で、土木・建築などの専門職の確保は依然として課題とのことでした。

 

私は、猪名川町は大規模自治体にはない魅力として、

・幅広い仕事に挑戦できる
・地域づくりに直接関われる
・一人ひとりの提案が形になりやすい

といった特徴を積極的に発信し、「この町で働きたい」と思ってもらえる採用戦略も必要ではないかと提案しました。

 

おわりに

公共交通も職員確保も、すぐに答えが出る課題ではありません。

だからこそ現状を把握し、少しずつ改善を積み重ねていくことが大切だと考えています。

これからも住民の皆さんの声を大切にしながら、「暮らしやすい猪名川町」を目指して、引き続き提案を続けていきます。

応急手当

4月28日(火)

議会BCPの議員研修として応急手当講習会を受講しました。

 

まず、BCP(事業継続計画)とは、災害や事故、テロなどの緊急事態が発生した際に、被害を最小限に抑えながら、業務を継続、または早期に復旧させるための計画です。行政や議会においても、非常時に機能を止めないための重要な備えとして位置付けられています。

 

猪名川町議会では、約1年前に「議会BCP」を策定しており、今回はその実効性を高める取り組みの一つとして、本講習が実施されました。

 

講習は、事前に約1時間のWEB講習を受け、修了テストを経たうえで、当日は復習を兼ねた座学と実技を行いました。防災服に着替え、より実践を意識した形での受講となりました。

 

WEB講習や座学では、心肺停止時の初動対応の重要性について学びました。救急車が到着するまでの約9分間に適切な応急手当ができるかどうかが、生存率を大きく左右するという点は、非常に重い現実です。

 

実技では、胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDの使用を体験しました。胸骨圧迫は想像以上に強く深く行う必要があり、さらに1分間に100〜120回のペースで続けるため、体力的な負担も大きいものです。周囲と連携しながら交代で行うことの重要性を実感しました。

 

また、AEDについては「担当者を明確にすること」が重要だと感じました。知識があっても、現場では周囲の状況や緊張により判断や操作が遅れる可能性があります。役割分担をはっきりさせることで、より迅速で確実な対応につながります。

 

今回の講習を通じて、いざという時に行動できるかどうかは、事前の備えと経験に大きく左右されることを改めて認識しました。最後には普通救命講習修了証をいただきました。

 

なお、このような講習は2〜3年ごとの定期的な受講が推奨されています。今後も、議会を滞りなく行うための備えを確実なものとし、そのことが地域の安心・安全につながるよう、継続して知識と技術の向上に努めてまいります。